#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337『1.ごめんなさい、ごめんなさい』
貴方の隣にいるべきは私ではないとはっきり言われたようだった。あと十年早く生まれて貴方と同じ年だったならまだチャンスはあったのだろうか。笑顔で駆け寄る貴方に真実は告げぬままおめでとうと笑う。本当に悲しい時涙は出ないと知った、十七の夏。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『セブンティーン・ティアーズ』
夜は嫌いだ。暗がりの中に何が潜んでいるか解りゃしない。でも大丈夫だよと僕の頭を撫でてくれる貴方の手はない。どんなに願っても僕の傍に貴方はいない。これからは独り先の見えない道も星明かりのない夜も歩いて行かねばならぬのだ。大丈夫。僕は、
白黒アイロニ(お題bot) @odai_bot01『貴方のいない闇』
面白くないねと突き返された原稿に不満を込めた視線を返す。これ以上ないくらい完璧な作品を面白くないねとは何のつもりだ。そう問えば綺麗すぎると返された。意味が解らない。綺麗でない文章に何の意味がある?わくわくしないのさなんてお笑い草だ。
白黒アイロニ(お題bot) @odai_bot01『綺麗に纏まった文章』
別に忠誠なんか誓わなくていい。私のことを尊敬しろとも好きになれとも言いません。私だって貴方のことを国崩しのための道具だとしか思わない。けれど同じ男を仇と憎む者同士、少しの間手を組みましょう。貴方は私の刀として思うがままに暴れなさい。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『右腕だけ貸してください』
いいねえその笑顔。無邪気に恥じらい見る者を思うがままに翻弄する。このカミソリで切り裂いてぐちゃぐちゃに壊してしまいたい。涙を流す暇もなく助けを請う間もなく君の瞳に映った最後の記憶が俺になればいい。そんな思いを込めてシャッターを切る。
イトシイヒトヘ(お題bot) @ZelP_t『レンズの奥で狂気が笑う』
僕のことが好きなんだろう?なんてどこからそんな自信が来るのか頭を開けて見てやりたい。私が好きなのはお前じゃなくてその隣にいる人なの。勘違いしないでよ、ずっと見てたのに気付いてたなんて思い上がりも甚だしい。のしかかる身体を蹴り飛ばして廊下に飛び出す。迫って欲しいのはお前じゃないの!
#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337 『4.いやだ、違う』
今更怖いなんて踵を返すつもりか臆病者め。この手を汚す覚悟は決めた。凶器だって持って来た。何度も考え抜いて練習だってやっただろう。今日こそあいつから解放されるんだ。今まで受けた痛みを思い出せ、僕が苦しんでいる間もあいつは笑ってるんだ。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『どうか僕の背中を押してくれ、彼への憎しみよ』
まるでぼろ雑巾か何かみたいにずたぼろになって血と泥で汚れたそれに縋る少女の気持ちが解らない。事切れて二度と動かないことは明らかなのに降りしきる冷たい雨に濡れながらいつまでそうしているつもりだろう?無性に腹立たしくなり、鯉口を切った。
白黒アイロニ(お題bot) @odai_bot01『そんなにそれが大事かい。』
お前の陰鬱なメロディーなど趣味ではないと言われるかも知れないが生憎と僕はこんな曲しか作れない。英雄の陰で英雄になり損ねた者たちの物語は誰も口にしない。されば共に戦い運良く生き残った僕くらいは今宵限り脇役の歌を奏でてもいいじゃないか。
しろくま@お題bot @srkm_title『さて彼らにレクイエムは届いたか』
貴方と共にこの道を征くのに美しさや可憐さなど重荷でしかない。ドレスを脱いでヒールを捨て飾りも化粧も外し髪を切る。おかしいですか女が貴方に着いて行きたいなんて。望んでは駄目ですか貴方の見る景色を一緒に見たいなんて。私は真剣ですけれど。
しろくま@お題bot @srkm_title『ヒールは折ってしまいましょう、その方があなたの隣で走りやすいわ』
死ぬまでずっと同じ道を歩くなんてそれこそ夫婦か親子でなければ有り得ないことだろう。心地よいこの場がいつかはなくなることを、それぞれが自分の道を歩かねばならないことを僕らはどこかで解っていた。さよならは言わない。また、いつかどこかで。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『どうか違う道を共に生きよう』
まさかこんなところまで来ちまうなんてなぁと感慨深そうに呟く主の目は遙か彼方の水平線を見ている。いや、故郷を出てから転々と戦い続けて来た彼は仲間と共に在りし日の穏やかな過去を見つめているのだろうか。今はもう私の他に隣に立つ者はいない。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『あてもなく走り続けて』
朝起きて一番に聞こえる声。ご飯を一緒に食べる人。散歩の時歩く隣。午後の昼寝の傍ら。夜星を眺める背中。嬉しい時一緒に笑える相手。悔しい時抱ける肩。辛い時共に荷を負える手。楽しいことを誰より一番に話したい。この世の喜怒哀楽の全てを君と。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『君じゃなくちゃいけないこと』
この僕から逃げるつもりでいるのが愚かしい。屋敷から出る術もないのに一体どうやって自由を手に入れるつもりでいるのやら。もうしばらく好きにさせても良かったけど僕は飽き性でね。待っているのもつまらないから鬼らしくナイフ片手に探しに行こう。
しろくま@お題bot @srkm_title『そろそろ鬼ごっこもかくれんぼも飽きた頃ですので』
今宵の君を貰い受けたいなんて我ながら下らない台詞だ。甘ったるい酒も口説き文句も君は一瞥もくれない。そんなお為ごかしは聞き飽きたと言わんばかりにそっぽを向いたまま。なあ今宵だけと言わず君を全部くれよと差し出したのはアプリコットフィズ。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『君を夜に誘うカクテル』
お前は俺のために死ね。僕を拾う時貴方は手を差し伸べつつそう言った。とても綺麗な笑顔でひどく残酷に。ああきっとその鎖に魂を絡め捕られてしまったのだ。貴方がそうしろと言うなら誰でも殺してあげる。初めから汚れていた俺が厭うことは何もない。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『君が望むなら悪になろう』
いいか、坊や。これをあげよう。私がいなくても怖い夢を見ないお薬だ。一日に一つ夜寝る前に飲むように。欲張っていくつも飲んだり急いで噛み砕いたりしちゃ駄目だよ。飲んだ後はしっかり歯磨きするように。それがなくなる頃にまた帰って来るからね。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『寂しがりやさんにあげるお薬』
さあ、お行き。元の世界に帰るんだ。化け物が化け物でしかいれぬようヒトはヒトのままでいなくちゃならない。それは世界の理だ。侵してはならない決まりだ。君の魂が醜く歪んでしまう前に。さよなら愛おしき君よ、どうかそのまま綺麗でいておくれ。
1番星にくちづけを(お題bot) @firststarxxx『大切だから手放すんだ』
必ず帰ると約束したんだ、せめて僕の一部だけでも一緒に連れ帰ってくれないか。それが彼の最期の言葉だったという。律儀に骨を小さな壷に納めて連れ帰ってくれた同胞の方に深く礼を告げて送り出した後、涙が堰を切って溢れ出した。馬鹿。私より一回り大きかった貴方がこんなにも小さい姿で帰るなんて。
#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337 『2.生きて会いたかった』
描く理想は同じだった。抱えた夢も同じだった。確信はないが、きっと好きなものや考え方も同じだっただろう。ただお前は政府の狗で俺は反乱軍の野良犬だった。剣を向け合う運命だった。どうして俺たちは同じ場所で出逢い共に戦えなかったんだろう。陽野あたる@6/18福岡ポエイチb8さんが追加
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『もし背負ってるものが同じだったなら、隣で笑いあうような未来もあったのかもね』
きれいにしてと言われたから首筋に鼻先を埋めて誰かがなぞった赤い痕へ舌を這わせる。その悍ましい気配を拭うように丁寧に丁寧に。身体中に刻まれたそれを拾うことでお前が救われるならば。くすぐったいと笑う声に涙が滲んでいるのは気付かないフリ。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『赤い痕を舐めるだけの作業』
存外華奢で背負ったものに潰されそうなほど細い。誰もが期待と責任だけを押しつけて、君は自分たちとは違う存在なのだと遠ざけて真正面から向き合おうとはしなかった。そんな奴らを守る価値はあるか?その問いに君は僕が守りたいからと小さく笑った。
イトシイヒトヘ(お題bot) @ZelP_t『孤高と呼ばれた君の背は』
起こせって言ったのお前だろ。少し乱暴に肩を揺さぶっても奴は頑なに目を閉じたまま起きようとはしない。ならばと布団を引き剥がしてもあと五分が繰り返されること三回。いい加減にしろとレスラーよろしく飛び込んだ僕を受け止めたのは確信犯の笑顔。
青色狂気(お題bot) @odai_mzekaki『引っ張っても布団から出ない同居人』
今もずっと続いている。誰の心にも残りたくなかったなんて言葉を僕は信じないけど自分が儚くなることを知っていた君を責めることも出来やしない。毎年君の命日に送る勿忘草のせいで。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『最後の約束は貴方がいい』
逃げられやしないよ。どこにいたって誰といたってお前は僕のものだ。無粋に手を伸ばそうものなら身体中至る所に刻んだ痕がそいつの欲情を阻むことになる。キスマークなんて可愛いものじゃない。独占欲だらけの鎖がお前の心も捕らえられたらいいのに。
蝋梅bot(お題) @roubaititle『歯型が手枷の代わり』
おやおや、酔い潰れてしまわれたようですね。困ったななんて本当はさっき出した『あちらのお客様からのおごり』の酒は毒入りだったのさ。介抱するフリをして毒針を刺したり全く酔うとみんな無防備だね。どこで誰が爪を研いでいるか解らないってのに。
しろくま@お題bot @srkm_title『バーテンダーほど暗殺に向いている職業はない』
童話の締めの言葉は昔から『そしてお姫様と王子様はいつまでも幸せに暮らしました。めでたしめでたし』に決まっているの。それを通りがかりに助けただけなんて婚約者がいるなんて私には何の関係もないわ。貴方は今日からこの城で私と死ぬまで暮らすのよ。逃げると言うなら仕方ないから片方脚を頂くわ。
#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337 『4.バッドエンドは許さない』
開けてはならないと言われると余計中身が気になるのが人間と言うもので寧ろ蓋を開けさせるためにわざとそう告げたような悪意を感じる。君は僕に一体何を開けさせたかったのだろう?寄越された小さな箱を矯めつ眇めつ約束の時間まで待つことにしよう。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『魅惑のパンドラ』
所詮お飾りの姫君だ。せいぜい可愛らしい笑みを浮かべて愚民共の人気を取って貰おうじゃないか。前王の血を大事に思い、生かしてやった優しい俺をありがたく思うがいい。まさか夜は俺の下で淫らに啼いているなんてノンキな奴らは夢にも思うまいがな。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『仮初めのプリンセス』
足りない足りないいくら食べても物足りない。老若男女あらゆるモノを食べたのにこの飢えは留まることを知らない。欲しい欲しいこの渇きを癒すモノが。何故かお前は特別な気がしたのだ。お前は違う気がしたのだ。さあ寄越せ血肉と言わずその魂すらも。
しろくま@お題bot @srkm_title『お前の全てを喰らって初めて私はヒトとなる』
いつも穏やかな笑みを浮かべていた貴方は僕を暗闇から救ってくれた太陽だった。優しく見守り時に厳しく励まし僕の傍で暖かく支えてくれた。だからだろうか、貴方を亡くしたはずなのに空を見上げれば寂しくないのは。その眼差しに恥じぬよう生きねば。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『太陽に貴方を重ねる』
敗北はとうの昔に喫した。お前の銃の弾は尽き魔力は切れ仲間は死にもう成す術などないだろう。なのに何故その目は絶望に染まらない?圧倒的力の差を前に何故お前はまだ立ち上がるのだ。状況を覆す切り札など持つまいに折れて役立たずの刀を手にして。
イトシイヒトヘ(お題bot) @ZelP_t『されど笑うか人の子よ』
君に触れる、ただそれだけでこんなに体温が上昇する僕は一体いつになったら君とキスがそれ以上のことが出来るようになるだろう?意気地なしのヘタレと罵倒されても仕方ない。そう思っていたのに不意に近付いた君の口唇がほんの刹那重なる。「ごちそうさま」おどけた笑みには敵わない。 #twnove
共に過ごした日々の記憶は遙か遠く道は違えて久しい。あの日茜空の下手を繋いで帰った日が我らが笑い合えた最後であったろうか。刃を向け合い憎悪を交わすにもお前が遠い。いっそ殺意を突きつけ本音でぶつかり合えたならすれ違わずに良かったものを。
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『二つの影はもう交わらない』
初恋の相手が引っ越す時に貰ったと言うとお前は大爆笑した。お気に入りだから戻って来たら返せなんて約束、相手が覚えてる訳ないじゃんなんて言われなくても解ってる。そう言えば俺もこれ前に持ってたけどなくした、なんて言われるくらいの思い出だ。
しろくま@お題bot @srkm_title『古びた缶バッジは今もなお、僕のカバンに健在してます』
君と僕とに融点があるとしたら一体どのくらいだと思う?キスの合間にそんな戯れ言を吐けば君は相変わらず無感情な眼差しで多分存外低いなと答えた。36度の素肌に指を這わせると成程蕩ろけた感触がする。果たしてこの後どこまで温度は上がるだろう?
喉元にカッターお題配布bot @nodokiri『融点をこえる』
手の鳴る方へしっかり耳を澄ませて歩くんだよ。道を違えばお前は本当の畜生になってしまうから。強さを求める者は隠者(オニ)と紙一重、手を伸ばして掴んだものが僅かに違っただけの話なのさ。だからお前は決して甘い誘いに乗ってはいけないよ。どうかくれぐれも私と同じに血塗られた道を歩まぬよう。
#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337 『2.鬼さんこちら』
オイルの代わりに血液を全身に送るポンプなど要らない。きっとそんなものでこの鋼の身体が君と同じ熱を帯びたりはしない。冷たい指が暖かく柔らかな肉に変わる訳でもない。君に優しいキスを送れるでもない。けれど僕の動力は確かに君から貰っている。
しろくま@お題bot @srkm_title『心臓の代わりに君の愛をあてはめたいのだ』
出かけて来る、と帰るつもりなどないまま家を出た。ポケットには財布だけを突っ込んで手ぶらで君を迎えに行く。夜闇の中静まり返った道を歩くだけで何だかワクワクした。誘蛾灯のようにぽつんと佇むコンビニ。君以外の全てを捨てると決めた十五の夏。
しろくま@お題bot @srkm_title『深夜コンビニにて駆け落ち』
鮮やかな光の中で小さな星は見えやしない。星はそれ自身が光を放つ訳ではなく暗闇の中にあって太陽を一身に浴びることで輝けるからだ。ならば他のうるさい灯りたちには消えて貰おうじゃないか。下品なネオンに染まる街で君と言う星を輝かせるために。
しろくま@お題bot @srkm_title『綺麗な星が見たいのならこの光の世界を壊しなさいな』
「じゃあまた明日」部屋の扉の前で笑う君を僕は正直真摯だし真面目だしとても優しい魅力的な奴だと思っている。けどね今日はもう僕たちが恋人になって半年経つ日だよ。こうまで手出しされないと不安になるじゃないか。こちとら送り狼上等なんだけど。
しろくま@お題bot @srkm_title『もっと欲張ってはくれませんか』
その檻から自由になりたくはないか?そう手を差し伸べ問う男に私は首を横に振った。理解出来ぬと言いた気に顰められる眉。逃げたところでどこに行けと言うの?この世界に私の居場所はどこにもない。彼の腕は私を守る唯一最強の盾なの、放っておいて。
ぽつぽつ(お題bot) @potsuri200『羽根が欲しいか』
怒鳴られた方がマシだった。いつもみたいに拳骨食らった方がよかった。まさか本当に魔物が来るなんて思ってなかったんだ。『ああ愉快!本当はお前もこうなることを望んでたろ?つまんないって思ってたろ?』母さんの死体を掴み上げ魔物が嗤う。僕が嘘つきでなかったらこんなことにはならなかったのに。
#お題アンケ https://shindanmaker.com/601337 『2.嘘つきの代償』
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